耕運機の選び方

コロナウイルス感染拡大の影響でステイホームが推奨される中、家庭菜園やDIYといった「おうちで楽しめる趣味」が人気を集めています。コロナがきっかけで始めて、今じゃすっかりライフワークになってしまった…という方も少なくないのでは?
今回は、家庭菜園に欠かせない電動機械「耕運機」について、特徴や賢い選び方、おすすめの耕運機についてご紹介いたします。

耕運機とは

耕運機

耕運機とは、読んで字のごとく、田畑を「耕す」ために使う農業機械の一つです。「管理機」「カルチベータ」と呼ばれることもあります。

手押し車のような形をしており、両手でハンドルを持って田畑の上を押し進めて使います。本体にはロータリーと呼ばれる土を掘り起こすための大きな爪があり、これが回転することで土を掘り、空気や肥料を含ませて良い土壌に耕していくのです。

また多くの耕運機ではオプションで多くのアタッチメントが用意されていて、耕す以外にも畝立てや培土(作物の根元に土を寄せて盛る)、除草などの作業も可能です。
手で耕すよりも楽に、パワフルに、スピーディーに耕せる耕運機で、ぜひワンランク上の家庭菜園作りを楽しんでください!

まず確認すべきは、畑の広さ

畑

では、さっそく家庭菜園作りに合った耕運機を選んでいきましょう。
現在、多くのメーカーからさまざまな種類の耕運機が販売されています。その中からどうやって、自分に合った耕運機を選べば良いのか、迷ってしまう方は多いと思います。

耕運機選びで間違えないために、まず確認しておきたいポイントは、「畑の広さ」。
耕運機のパワー・馬力が大きいほど広い面積を耕せますが、強力な耕運機ほど重く大きく、また高価であるのが一般的です。畑の広さに比べて大きすぎても、小さすぎても良くありません。

ほとんどの場合、商品のカタログや説明書に耕す広さの目安が示されています。
例えば、プロ工具.com一番人気のカルチベータ・ACV-1500(リョービ)では、「推奨菜園 10屐別3坪)〜100屐別30坪)」となっています。※1坪=3.3
ご自身の畑のサイズに適しているか、を必ず確認することを忘れないでくださいね。

耕運機の種類とメリット・デメリット

ご自分の畑の広さを確認したら、さらに詳しく耕運機の特徴を見ていきましょう。

形状

耕運機の形は、ロータリーの位置によって次の3通りに分類されます。それぞれの呼び方はメーカーによって違うこともありますが、この分類自体は変わりません。 それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自分に合ったものをお選びください。

車軸ロータリー式

車軸ロータリー式

耕運機は押して移動できるよう車輪が付いていますが、その車軸にロータリーが直結したタイプです。
小型の耕運機に多いタイプで、操作が容易かつコンパクトで小回りがきくのがメリット。一方で車輪とロータリーが一体になるので作業時の振動が大きいのがやや難点です。

写真:マキタ エンジン管理機 MKR0250H

リアロータリー式

リアロータリー式

耕運機本体の背面(後ろ)にロータリーが付いているタイプです。
車輪と駆動部が前面にあるため、直進性に優れています。またエンジン部の重量を生かしてロータリーが土にしっかり食い込みパワフルに耕せるのも大きなメリットです。

このタイプで特に気を付けねばならないのが使用中の事故。転んだり逆に動かしたりしてロータリーに足を巻き込まれてしまうことがあるそうですのでご注意ください。

写真:ホンダ ラッキー FU755

フロントロータリー式

フロントロータリー式

耕運機本体の前面にロータリーが付いているタイプです。
ロータリーが前面にあるので、足が刃に巻き込まれたりする危険がなく、初心者でも足元を気にせず作業ができます。田畑の隅々までロータリーが届く点や、ロータリーを軽く持ち上げられるので方向転換がしやすいのもメリットです。

構造上、本体の重量をロータリーに乗せられないので土への食い込みがリア式より若干劣るのがデメリット。

写真:リョービ 電気耕うん機 ACV-1500

動力

耕運機はガソリンエンジンや電気などで動いています。この動力も機種によって様々ですが、耕運機のパワーや燃費などに影響するため無視できません。

ガソリンエンジン式

小型で軽量なものが多く、燃費効率やパワーも安定していますが、騒音や排気が発生する点や、メンテナンスにやや手間がかかるのがデメリットです。
4サイクルエンジンが一般的ですが、より高出力の2サイクルエンジンを搭載した製品もあります。

ディーゼルエンジン式

ディーゼルエンジンはトルクが大きく、また負荷がかかっても低速回転が効く点で耕運機向けです。
ガソリンより安価な軽油を燃料としており維持費は安め。逆に本体価格や修理代は高めです。また騒音や排気などガソリンエンジンと共通のデメリットがあります。

電動式

電動モーターを動力にしているタイプで、配線式と充電バッテリー式があります。
エンジン式と違い、音や振動が少ないのが大きなメリット。排気ガスも出さないので住宅街など周辺に気を遣う場所では最も向いています。
一方でエンジン式に比べるとパワーが弱く、バッテリー式は予備がないと長時間作業できないのが難点です。

ガスボンベ式

家庭用カセットコンロのガスボンベで動かせるタイプです。ガスボンベはガソリンと違って手軽に入手でき、保管も簡単なのがメリット。常備しているご家庭も多いのでは?
1本のガスボンベで約1時間動かせますが、パワーは強くないので家庭菜園などの耕運に向いています。

動力

使い方

耕運以外の作業にも使いたい

畑作りには、耕運以外にも畝立てや中耕、培土など様々な作業があります。これらは、それぞれに対応したアタッチメントを耕運機に取り付けることで作業が可能です。

このアタッチメントは、耕運機の機種によって使えるものと使えないものがあります。耕運機を選ぶ時は、ご自分がしたい作業のアタッチメントが対応している機種かを確認しておきましょう。

車に載せて運びたい

家庭菜園や畑が家から遠くにある方は、耕運機を車で運ばなければなりません。
車に載せられコンパクトサイズのもの、ハンドルが折りたたみ式になっているものなどを選ぶと便利でしょう。

ズバリ、家庭菜園におすすめの耕運機は?

一口に耕運機といってもたくさんの種類があって、いろいろな要素で違いがあるのがお分かりいただけたかと思います。
よく吟味して、皆さんそれぞれのスタイルに合った耕運機をお選びくださいね。

その中で今回、特にステイホームで家庭菜園を始めたような初心者の方におすすめするのが、ズバリ「電動式」です!

電動式

家庭菜園を始められた方の中には、住宅地の中に畑があって「やかましくしたら、近隣の方に迷惑がかからないだろうか」と心配な方も少なくないでしょう。
「動力」のところでもご説明したように、電動式はガソリン式に比べて騒音が少なく、また排気ガスも発生しません。周辺環境にやさしい耕運機なのです。

また電動式は軽量で扱いやすい機種が多く、女性でも無理なく使いこなすことができます。
さらにガソリン式だと当然給油が必要ですが、これが結構大変で、何しろガソリンは危険物ですから購入するのも取り扱いも慎重に行わねばなりません。
電動式ならこうした心配は不要。電源コードをつなぐか充電バッテリーをセットするだけで初心者でも安心して使えます。

電動式の弱点はエンジン式と比べてパワーが劣ることですが、本格的な農作業ならともかく、個人の家庭菜園クラスならむしろ頃合いといえるものです。

家庭菜園で耕運機を使い始めるなら、まずは電動式耕運機から検討されてはいかがでしょうか。

プロ工具.comがおすすめする耕運機

プロ工具.comでは、電動式・エンジン式の耕運機を多数取り扱っております。

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